ロッカロッコ

パンクロック・メロコア好きの筆者が気に入ったバンドを、邦・洋問わず書き溜めていきます。

【第九十七回】Bivattchee - 紅茶の恋

さて、第九十七回。今回もバンバン個人的な話を挟みながら曲紹介したいと思います。Bivattchee で【紅茶の恋】です。

紅茶の恋

紅茶の恋

  • provided courtesy of iTunes

 

Bivattcheeビバッチェ

日本・広島の4ピースバンド。ジャンルは青春パンクになるかなあ、まあロックです。

活動期間1997年〜2009年。解散って知ったときはショックだったなあ。

 

このバンドは私の中で、ゴイステとモンパチに並ぶ原点のバンドなんですね。小学4年生のときに好きになったバンド。人生で初めて好きになったバンドかもしれない。お兄ちゃんが友達からビバッチェの『青いカラス』を借りてきてて、部屋でドラクエをするときによく聞いてました。

青いカラス

青いカラス

 

 

あとはこんな思い出も。

毎年ワンピースのカレンダーを頼んでたけど、この年ばかりはどうしてもこのアルバムが欲しかった。

 

だから一番好きなアルバムは『青いカラス』なんですけど、しかもこのアルバムの曲はどれも大好きなんですけど、でも、ビバッチェでどれが一番好き?って聞かれたら、この【紅茶の恋】が最初に思い浮かぶかなあ。

ちなみにこれはセカンドアルバムの『ガラスの月と銀の花』の一曲目に収録されてます。【紅茶の恋】からの【桜の花が散る前に】からの【髪をなでてごまかして】のラインナップはもうヤバい。この最初三曲だけで野球ならもうコールド勝ち。圧倒的勝利。

 

 

冒頭に載せた iTunes のはライブバージョンなんですね。でもできれば原曲を聞いてほしい。あとPVもすっごい良いの。一応YouTubeで見れます。本当は曲の転載はよくないと思うんだけど、バンド解散してるし、他のとこで見れないからなあ。

 

で、何がいいって、もう、歌詞が最高。

こんなにも紅茶になぞらえて書けるものか〜。「あなたの愛が 足りないからね/わたし コップの底で 溶け残った」とか。紅茶の温度が高いほど、砂糖も溶けやすいけど。「愛が足りない」=「冷めてる」っていうのを、ここに当てはめてるのとか。比喩表現として、歌詞として素晴らしいと思う。

 

あと個人的に好きなのは、「今更 と 最後だけ は 違うようで 同じことでしょ」の部分。これって、実際にこういう経験をしないと出てこない言葉だと思うし、共感するのも理解するのも難しい気がする。

「最後だけ」とか「最後ぐらい」とか、しょーもない言葉だなって思うんですよね。じゃあ何であのときにしなかったのか。何で最後の最後になって思い出を作ったり、優しさを残したりするのか。ほんと「今更」だなって。

 

でも、逆のことも言えて。「今更」なんだけど、せめて「最後だけ」でも。そしてこの「最後だけ」っていうのが、サビの「抱き締めて/最後だけ その手を離さないで」にかかってくるんですよね。

今まで離れかけてた手。今更だけど、でも最後だけ、ずっと離したくないって。「最後」だけど、「終わり」にはしたくないって。そういう、すごく微妙な心の動きが歌詞に表れてる。

 

 

やっぱり歌詞はこういう、読み解き甲斐のあるものというか、いろんな要素が絡み合ってるのが好きだなあ。ビバッチェ知らない人にもこの曲はぜひ聞いてほしいです。知ってる人は、懐かしい気持ちでまた聞いてもらえたらいいな〜。

 

それではまた明日!

ガラスの月と銀の花

ガラスの月と銀の花