最近ずっとパソコンで音楽聴いてて、久しぶりに自分の部屋にあるコンポでCDを聴いたんだけど、開けたらOasisのディスクが出てきたので。一番好きな【Wonderwall】です。
Oasis(オアシス)
イギリス・マンチェスター出身の5ピースバンド。ジャンルはオルタナ。
活動期間は1991年〜2009年。綺麗な曲が多いわりにハチャメチャなバンドですね。超ロックって感じ。反抗心のかたまりみたいな。
冒頭でも言ったように、私は【Wonderwall】が一番好きなんですが。
「このバンドでこの曲が一番好き」ってなるのって、まあもちろんメロディー自体がドンピシャとかっていうこともあるけど、その曲が印象に残る出来事があってのことが割と多いと思うんですね。「嫌いな曲」にも共通して言えることだろうけど。
で、私にとってこの【Wonderwall】はそういうのがある曲なんですよ。別に思い出とかいうほどのことではないけど。
すごい個人的な話になるけど、ちょうど二十歳のときかな、付き合ってた人がいて。まあ割とめちゃくちゃな付き合い方というか、そもそも正式に付き合ってたかどうかも怪しかったんですけど。
当時はホント辛いこといっぱいあって、めっちゃ泣いて、でも好きで一生懸命尽くして、みたいな。周りからしたら「なんでそんなクソ野郎と付き合ってんだ」って。でも私は悪い人だとは思えなかった。
そういうのがあったときに、大学の授業で、私のめちゃめちゃ好きだった先生がオアシスの【Wonderwall】を扱った日があったんですね。まあ私はその日の授業行ってないんだけど。笑
で、後で友達にその話を聞いたとき、「なんかお前ら二人の曲みたいだなって思った」って言われて。
こういう歌詞があるんですけど。
And all the roads we have to walk are winding
And all the lights that lead us there are blinding
There are many things that I
Would like to say to you but I don't know how
Because maybe, you're gonna be the one that saves me
And after all, you're my wonderwall
"wonderwall"って造語らしいんですけど。"wonderland"って「不思議の国」じゃないですか。それになぞらえると、この言葉は「不思議の壁」みたいな感じになるのかな。
悩んで、迷って、行き着いてしまう人。頭から離れない人。周りからみたらオカシくて、どう考えてもしんどくて、先なんてないような関係で。それでも結局私が行き当たるのはその人しかいなかった。
そのときの辛さを救ってくれた曲だったから、今でも印象に残ってる。友達に言われた一言と一緒に。まあ、もう昔の話だけど。
そういうの抜きにしてもすごい良い曲で、オアシスの名曲のひとつだと思うので、もし聴いたことない方はぜひ聴いてみてください。
(ちなみにその後も色々あったんだけど、この人のおかげで恋愛に対してクソほどドライになった。。。優しくて穏やかで誠実で包容力があって甘えさせてくれて可愛がってくれて落ち着いててロックが好きで頭が良くて細身で塩顔で黒縁メガネで色白で年収10億の方がいたら私の心を癒してください。頼む!!神様!!)